チワワ太平洋鉄道の旅
メキシコに来たら、絶対行きたかったのが、チワワ太平洋鉄道の旅。
チワワ⇄ロスモチス間を運行している定期旅客鉄道で、全長653Km、39の橋と大小86のトンネルを越えて走ります。
途中には起伏の激しい峡谷を通るので、景色は雄大そのもの。
空路でロスモチスに行きそのまま1泊、途中のクリールで1泊、到着のチワワで1泊し、空路でメキシコシティに戻ってきました。
まだ暗い6時にロスモチスを出発です。
綺麗な朝焼け!
7時半開店の食堂車で朝ごはん。
橋を越えます。
だんだん標高が高くなってきました。
みちみち食堂車でビール片手に景色を眺めます。
14時半ディビサデロ駅 20分の停車時間を利用して展望台へ。
グランドキャニオンの4倍規模を誇るとか。
標高差は1000m以上!
再び乗車し、15時半頃クリール到着。
夕方から乗馬ツアーに参加しました。
初めての乗馬だったのでドキドキでしたが、2時間も揺られていると景色を見る余裕も段々出てきます。きのこ型の奇岩が多く、本当に面白いツアーだったのに、一人300ペソとリーズナブルで大満足でした。腰とか筋肉痛になったけどね。
クリールで1泊し、翌日はツアーに参加して銅渓谷自然公園へ。
ディビサデロ方向に車で戻ります。
この公園には世界2位のziplineがあります。
乗るまでは怖いけど、乗ったら意外と平気らしい。
でも乗った途端みんなギャーとかオォーとか悲鳴を上げるので、小心者の私には乗れませんでした(><)クレイジーな乗り物にしか見えない。。
クリールに戻り、15時半頃、再び列車で出発。
前日とは違い、開けた土地が広がります。
人生で初めて、地平線を見ました。ほっぺたに当たる風が心地よいです。
デッキに出て夕方の景色を眺めていると、色々考える良い機会になります。
日本から遠く離れてこんなところまで来たけど、世界の雄大さについてまだまだ知らないことだらけだなぁ、とか。
2日間で計15時間ほど乗っていても、全く飽きませんでした。
21時頃、終点チワワに到着。
チワワは治安が悪いと聞くので不安もありましたが、駅前に止まっているタクシーから無事にホテルまで行けました。タクシーの台数が限られていたので、逃すと途方にくれたかも。
カテドラル前のソカロ(広場)。チワワ中心街の昼間の印象は良いです。
チワワは牛肉が有名なので、老舗ステーキ屋さんへ。
入ったら高級店の様相でびっくりしたけど、肉汁したたって、これが絶品!
一皿500ペソくらい。メキシコシティで食べるよりは安いらしいです。
鍾乳洞もなかなかの迫力でした。ハートに見える穴の前でキスをすると、7年は仲良く過ごせるとのこと(笑)
夕方チワワを発って、空路メキシコシティに21時頃、到着。
今回は本当に充実した旅でした。
残念ながら、チワワ太平洋鉄道はもうすぐ毎日運行ではなくなってしまうとのこと。
でも個人的にはカンクンに行くより断然オススメ!
メキシコらしい大自然を肌で感じられます。行ってよかった!