チャプルテペック城
学生さん達とお喋りする機会があり、メキシコでどこに行ったかという話をしていたのですが、チャプルテペック城にはまだ行っていないと言うと、なんでーー!?と驚かれちゃいました。
そういえば、観光地として名高いチャプルテペック城ですが、近場なのでいつでも行けると思い、後回しにしてたわ…。
思い立ったら吉日!さっそく行ってきましたよ。
チャプルテペック公園の丘を10分程登ったところにお城があります。
この日メキシコシティは春を通り越して既に夏の陽気だったので、地味にキツイ。すごく喉も渇いたのですが、城内は水分持ち込み禁止で、何も飲めず。。
そして日曜日は入場無料のため、人出も多かったです。
チャプルテペック城はもともとスペイン植民地時代にスペイン副王の宮殿として建設され、その後米墨戦争の砦となったり、フランス統治時代には皇帝の居住地となったり、独裁体制の下で大統領府になったりと、様々な歴史の波に洗われてきたお城なのです。
現在は国立歴史博物館になっており、調度品や絵画を見学することができます。
シンデレラの馬車みたい!
豪華な調度品。ピンクの壁紙にきゅんとしました。
中庭に出てみると、メキシコシティが一望できます。
風が冷たくて心地いいです。貴族気分でしばらく惚けていました。
噴水には虹が。
反対側では、パリのシャンゼリゼ通りを模したと言われるレフォルマ通りが一望できます。
上階に上がると、さらに中庭が。
チャプルテペックという名前は、アステカ語でバッタの丘という意味。ステンドグラスにもバッタが使われていました。
アステカ時代からの重層的な歴史の空気が感じられて、学生さん達がなぜ行っていないのか!?と驚愕する理由がよくわかりました。
今度は平日で涼しい日にゆっくり行ってみよう。