まいにち、まちこち

〜メキシコシティ便り

メキシコシティってどんな街?

このタイトルで記事を書くこと、忘れていました。。

まだこちらに来て1ヶ月も経っていないですが、感じたことなど書いてみます。

 

◆地理等

メキシコシティメキシコ合衆国の首都で、行政上の区分は連邦区(Distrito Federal)であるため、D.F(デ・エフェ)と呼ばれることもあります。

面積は1479平方キロメートル。

標高2240mの高地に位置しており、四方を山に囲まれた盆地で、近年は車の排出ガス等による大気汚染が深刻です。

中心街の見た目は完全に都会で、ビルばかりです。

 

◆歴史

メキシコシティの原型はアステカ帝国の首都テノチティトラン。

アステカ人がやってくる前は湖でしたが、13世紀末にアステカ人が干拓を行い、その上に都を築きました。

1519年にエルナン・コルテス率いるスペイン人に征服され、メキシコ・シティが建設されました。さらに干拓が進められ、面積が拡大されます。

1821年にメキシコ合衆国が独立を果たし、メキシコシティが首都と定められます。

シティ中心部に近いテンプロ・マヨールでは、アステカ帝国の中央神殿跡を見学することができ、この街の重層的な歴史を窺い知ることができます。

 

 

◆人口 ※国連統計局 世界都市化予測(UN WUP,United Nations World Urbanization Prospects)による

2010年の推定人口は1946万人で世界主要都市の中で第5位。

(ちなみに東京は3667万人で世界第1位。)

 

◆気候等

年間を通じて平均最高気温20℃〜25℃と温暖ですごしやすいですが、朝晩は冷えこむこともあります。

5月〜10月の雨季と11月〜4月の乾季に大別され、雨季には夕方頃スコール状のまとまった雨が降ります。

雷雨のことも多く、こんなに雷落ちるのかってくらい、ピカピカして怖いです。

 

◆言語

スペイン語。英語も多少は通じます。

人にもよりますが、単語が聞き取れないほど早口ではありません。

概ねゆったり話してくれます。

 

◆通貨・物価

通貨はペソ(表記N$)。2015年現在、だいたい1ペソ=8円で換算しています。

物価はこれまでの感覚だと、東京とあまり変わらないイメージ。

 

◆交通

完全な車社会。運転マナーは皆無。渋滞もひどい。

日本で運転していたとしても、こちらでは運転しない方が無難。

接触事故が発生することも多いが、警察を呼ばずに保険会社を呼ぶのが一般的。

(警察は当てにならないらしい。。)

歩行者も信号無視が多く、基本的には自分の感覚のみを信じて歩くしかない。

 

◆水

生水は飲まない方がベター。水道水から大腸菌が検出されることもあるそうです。

私は通常ミネラルウォーターを飲み、料理やコーヒー等には煮沸した水道水を使用しています。

 

◆対日感情

とても良い。日本人ですと言って悪い対応をされたことはありません。

日本食レストランの数も多く、賑わってます。

こちらの本屋さんでは、ガルシア・マルケスリョサの本よりも、村上春樹の本ばかり置いてありました。

 

◆女性のファッション

働いている女性に多いのは、黒パンツに色柄カットソー。

アクセサリーは大ぶりなものが多いです。

25℃くらいの気温だと、ノースリーブを着ている人から、長袖ニットを着ている人まで様々。ただミュールとか履いている人は見かけないです。どっちかっていうとブーツ。

オシャレな娘も割とGAPとかベネトンとかH&M系のイメージの服が多い気がします。

マダムになってくると、カラフルな花柄&ゆったりパンツが多いかな。

とにかくどの世代でも、色の組み合わせは派手。柄&柄はむしろ普通かも。

 

 ◆食べ物

何でもとにかく美味しい。量は思ったほど多くない。

辛さも自分で調整できるようにしてくれているので、嫌いな人は食べなくて済みます。

フルーツも豊富でとにかく甘くて美味です。びっくりしたのは、スイカが超甘かったこと。

コーヒーをよく飲むみたいです。100mごとにスタバがあります(笑)

私もネスカフェをどうせインスタントコーヒーでしょう?と思って飲んだら、めちゃくちゃ美味しくて、目からウロコでした。わざわざ豆挽くのが馬鹿らしくなるくらい。

そしてお酒も美味しい。

ビールの種類は覚えきれないくらいあって、日本人が好むさっぱり系もたくさんあります。

そしてテキーラ!寝かせたやつはこんなに美味しいのかと。。

 

なんだか最後は単なる食レポになってしまいました。

また時期が経ったら第二弾を書きます。

 

ちなみにメキシコ合衆国の概要はコチラ:メキシコ基礎データ | 外務省