まいにち、まちこち

〜メキシコシティ便り

赤と緑と青

今日も今日とて街をお散歩していたところ、印象に残った赤と緑と青の話。

 

まず赤と緑ですが、ポインセチア〜〜!

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12月に入って、街はクリスマスの空気に染まりつつあります。

このポインセチア、メキシコが原産だそうで、スーパーでも花スタンドでも通りでも至る所で大量に見かけます。

その昔、外交官だったポインセットさんがメキシコで発見し、アメリカに持ち帰ったことに由来してポインセチアと名付けられたとのことですが、メキシコでは ”noche buena(聖なる夜)" とも呼ばれています。

確かに、赤と緑のクリスマスカラーがこの時季にぴったりですよね。赤と緑はメキシコ国旗の色でもあるので、ますます愛されているのでしょう。

(余談ですが、そういえばボヘミアビールの時季限定がこの名前でした。このビールはとても美味しいです。)

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お次は青の話。

前々からマサリク通りで見かけて素敵だなと思っていた陶器屋さん(URIARTEというお店)に、今日は先客がいたため勇気を出して入ってみました。

このお店の陶器は、プエブラ州で作られるTalavera(タラベラ)という400年の歴史を持つ工芸品で、厳格に定められた行程に従って、一つずつ職人の手によって製作・絵付けされているそうです。

青を基調とした色合いがとても素敵で、鳥や花や葉をモチーフとした絵柄がとても可愛らしい。店内には青い陶器がたくさん並べられており、美しい青に囲まれているとそれだけでうっとりでした。

そして何を隠そう(全然隠しませんが)、焼き物を見ると買わずにはいられなくなってしまう性分でして、30分くらい延々と悩んだ結果、大きめのマグカップを購入しました。

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また小鳥の絵のものを選んでしまいました…家にどんどん増える鳥アイテム。

早速コーヒーを飲んでみると、唇に当たる感触がとても柔らかいです。このぽってりとした形と、つややかな肌合い。買ってよかったと大満足。

この時季は、なんとなくお財布の紐が緩んじゃいますね。気をつけます!

以上今日のお散歩成果でした。